question
後見人は、被後見人の相続で得をしますか?

ベストアンサーに選ばれた回答

2015/7/1210:05:46

司法書士です。

 後見人をされていた方が被後見人の相続人になったという前提ですね。

 おそらく、多くの場合、「法律上は」得をするということはありません。
 後見人は後見人としての職務として後見事務をするわけで、そのことによりその方の相続分を手厚く見るという規定はありません。

 ただし、後見人であった相続人の「特別の寄与」があり、そのことにより多くの財産が残されたという場合には相続人の「寄与分」として考慮される可能性はあります。

 たとえば、ほとんど無償で被相続人の事業を献身的に手伝っていたというような事例が想定しましょう。そのような場合は、通常の後見事務が「寄与分」として認定されるのではなく、後見人であった相続人の貢献が「寄与分」として認められるという考え方になると思われます。

 先ほど「法律上は」と書きましたが、他の方が書いていらっしゃるように、相続人全員で遺産分割の話し合いが成立する場合は別です。相続人全員が「後見人大変だったね。多めにもらってね」と合意すれば、それはそれで有効です。ですから、「事実上は」得をすることがあるかもしれませんね、という回答になります。

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