question
自己破産と相続放棄について

今年6月初めに私の父が癌で亡くなりました。
父には個人的な付き合いでの借金がある事を生前に少し聞いていたので残された
家族(第1順位相続人)全員で相続放棄を行い無事に受理されました。
第2順位相続人は既に他界しているため第3順位相続人の父の兄弟にも相続放棄を行ってもらう予定です。そこで質問です。
①仮に父の兄弟も相続放棄が受理された場合、わずかながら残った遺産(貯金のみ)は利害関係者または検察官からの請求がない限り永遠に保管しなければならないのでしょうか。
②大事に保管していたが盗難や紛失した場合は単純認証とみなされ相続放棄が無効となるのか。
③法定相続人全員の保管義務を免除させる方法はないでしょうか。

また父は20年ほど前に自己破産しております。
亡くなる数年前に債権者の方からの返済申し出があったようで年金から抽出して少しずつ返済していた履歴が通帳に残っていました。その情報をもとに債権者の方に連絡を入れたところ借用したのは25年以上前の事でした。
自己破産後に借金の返済義務はあるのでしょうか。

ベストアンサーに選ばれた回答

2015/7/1522:36:14

司法書士です。

お父様は先月亡くなられたばかりなのですね。お悔やみ申し上げます。

さて、今のままの状態ですと、①は「そのとおり」、③は「ない」という回答になります。①と③を解決するためには、家庭裁判所に対して相続財産管理人選任の申し立てをする方法があります。預金を保管しているあなたも利害関係人として相続財産管理人の選任を申し立てることができます。
相続財産管理人が選任されますと、相続財産を管理する必要がありますので預金を引き渡すことになります。これで、あなたは預金の保管から解放されます。相続財産管理人は、債務や利害関係人も調査し、相続財産の清算を行います。

ただ、実務的には、残された預金がわずかということですから、どうしても相続財産管理人を選任したければ50万円程度の予納金を裁判所に納めなければならないかもしれません。このお金は、相続財産管理人に対する報酬の引き当てになります。

なお、大事に保管していたが盗難や紛失した場合ですが、単純認証とみなされることはありませんし、相続放棄が無効となることもありません。

次に破産後の弁済の件ですが、お父様が免責を受けていることを前提としてお答えします。

破産債権は、免責を受けた場合にも債務が消滅するわけではなく、支払義務がなくなるだけです。しかし、「支払義務がなくなる」というのは大きな意義があり、「支払いを強制されない」ということになります。ですから、お父様が心から自分の意思で弁済したのであれば有効な弁済といえます。しかし、お父様が事実上の支払い請求を受けて支払ってしまったとしたら、払わなくていい債務を支払ったということになります。

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