2 編成


 戸籍は、市町村の区域内に本籍を定める一の夫婦及びこれと氏を同じくする子ごとに編製される(戸6条)。ただし、日本人でない者と婚姻をした者又は配偶者がない者について新たに戸籍を編製するときは、その者及びこれと氏を同じくする子ごとに編製される(戸6条ただし書)。


 婚姻の届出があつたときは、夫婦について新戸籍が編製される。ただし、婚姻する場合に、夫の氏を称する場合に夫、妻の氏を称する場合に妻が戸籍の筆頭に記載した者であるときは、夫の氏を称する妻は、夫の戸籍に入り、妻の氏を称する夫は、妻の戸籍に入るため、新戸籍は編製されない(戸16条Ⅰ、Ⅱ)。


 日本人と外国人との婚姻の届出があつたときは、その日本人について新戸籍が編製されるが、その者が戸籍の筆頭に記載した者であるときはこの限りでない(戸16条Ⅲ)。

 戸籍の筆頭に記載した者及びその配偶者以外の者がこれと同一の氏を称する子又は養子を有するに至つたときは、その者について新戸籍が編製される(戸17条)。

 父母の氏を称する子は父母の戸籍に入る(戸18条Ⅰ)。子が夫婦の氏を称しない場合は、父の氏を称する子は父の戸籍に入り、母の氏を称する子は母の戸籍に入り(戸18条Ⅱ)、養子は、養親の戸籍に入るが(戸18条Ⅲ)、他の戸籍に入るべき者に配偶者があるときは、その夫婦について新戸籍が編製される(戸20条)。


 婚姻又は養子縁組によつて氏を改めた者が、離婚、離縁又は婚姻若しくは縁組の取消によつて、婚姻又は縁組前の氏に復するときは、婚姻又は縁組前の戸籍に入るが、その戸籍が既に除かれているとき、又はその者が新戸籍編製の申出をしたときは、新戸籍が編製される(戸19条Ⅰ)。


 これらのほか、分籍の届出があったときに新戸籍が編製される場合などがある(戸21条Ⅱ)。

 

目次に戻る

書籍をプレゼント

書籍をプレゼント