第1章 戸籍制度のあらまし

 

 Ⅰ 戸籍の役割

 

  1 戸籍とは

 わが国の戸籍制度は西暦670年に作成された庚午年籍(こうごねんじゃく)に始まると言われるが、全国で統一的なものとしては明治5年戸籍法(明治5年2月1日施行)でその取り扱いが定められ、その後数次の改正を経て現在に至っている。そして、現行の戸籍は、夫婦とその間の同氏の子を編成単位として、国民の出生、婚姻、離婚、養子縁組、死亡等の身分関係を登録するとともに、これらを公証するものとして重要な役割を担っている。
 
このため、夫婦関係や親子関係、相続関係等の身分関係を証明するためには、戸籍は必要不可欠な文書として社会に定着している。

 

目次に戻る

書籍をプレゼント

書籍をプレゼント